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あえて言おう、方程式ではなく「つるかめ算」であると!

表題のネタはともかく、よく聞く名前のつるかめ算、普通の小学校ではたして習っていたのかすらわからない人も多いと思いますが、いかがでしょうか?

問題
つるとかめが合わせて十匹います。足の数は合計で32本でした。つるとかめはそれぞれ何羽と何匹いますか?

一般的な解法では、10匹全部がつるだったと仮定するところがいうのがスタート始めです。

全部がつるだったとすると足は全部で2本×10羽なので20本となり、12本足りません。つる一羽をかめに置き換えると、足は2本増えます。

12本たりないので、12÷2=6匹分かめにすればよいわけです。

ということでつる4羽、かめ6匹となるわけです。

いかがでしょうか?つるとかめの足の本数を考える問題ということでつるかめ算といわれています。大人の人なら、連立方程式だよねって思うところですが、まさにその通りです。次の問題を考えてみましょう。

問題
60円のえんぴつと100円のボールペンを合わせて17本買い、1500円はらいました。えんぴつは何本買いましたか。

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全部を鉛筆で買ったとすると
  60×17=1020円
全部で1500円払っているから、
  1500-1020=480円 
あまっている。
えんぴつとボールペンとのねだんの差は
  100-60=40円
余っている分をボールペンに置き換えるので、何本置き換えられるかというと
  480÷40=12(本)
このとき、えんぴつは5本となり
  60×5+100×12=1500円で問題に合ってるね。
だから答えは5本という解答です。

さらにこんなつるかめ算の問題もあります。

問題
1冊150円、120円、90円の3種類のノートを合わせて20冊買ったところ、代金の合計が2,340円になりました。このとき、150円と120円のノート数は同じでした。90円のノートは何冊買いましたか。

3種類もある!と思った人、そうですよね。3種類です。ちょっと大変かも。でもよく読んでみてください。150円と120円は同じと言ってます。

だから、150円と120円の平均である135円のノートと90円のノートを合わせて20冊買うと考えてみてはどうでしょう?

90円を20冊買うとすると
  90×2=1,800円 
です。
  2340-1800=540円 
不足だよね。
90円を135円に置き換えると1冊につき
  135-90=45円
増えるから、
  540÷45=12
つまり、12冊分を135円に置き換えればよいので、90円のノートは
  20-12=8冊
実際、12冊を6冊ずつに分けて、
  150×6+120×6+90×8=2,340円 
になってる!

小学生では連立どころが方程式すらまだ勉強していない分野ということで、このような考え方があるのです。Let’s try!

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