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「Focus Gold」~幅広いレベルに対応する、啓林館の数学参考書

はじめに

 読んでいただいて、ありがとうございます。
 大学受験の数学を勉強するときに、あなたは問題集を使いますか。それとも参考書?もしかして、学校の教科書だけですか?
 何を使うとしても、勉強するときに一番考えなくてはいけないのは、一人で勉強する時間が圧倒的に多いということです。ということは、行き詰ったら自分で解決するためのものを持っている必要がありますよね。
 教科書は勉強する基本の考え方を学び、問題集はそれを実践するための練習場所です。そして自分で困ったときにアドバイスをもらえるのが参考書だと考えてみてはどうでしょうか。
 ここでは、大学入試に向けて数ある参考書の中の「Focus Gold」の特性と使い方の紹介をします。
少しでもあなたのお役にたてたら、幸いです。

「Focus Gold」の概要

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数学Ⅰ+A

ページ数 本体  784ページ(720g)
     解答編 543ページ(490g)

本体が800ページ近くと非常に分厚くて重いので、ちょっと持ち運びには適さないですね。

目次
第1章 数と式    数学Ⅰ    
第2章 2次関数   数学Ⅰ    
第3章 図形と計量  数学Ⅰ    
第4章 集合と命題  数学Ⅰ   
第5章 データの解析 数学Ⅰ
第6章 場合の数   数学A
第7章 確率     数学A
第8章 整数の性質  数学A
第9章 図形の性質  数学A

Focus Gold 4th Edition 数学Ⅰ+A

数学Ⅱ+B

ページ数 本体  946ページ(855g)
     解答編 818ページ(743g)

数学Ⅰ+Aからさらにページが増えて重くなってます!
非常に分厚くて重いからといって、勉強用ではなく筋力トレーニングに使ってしまわないように!

目次
第1章 式と計算       数学Ⅱ     
第2章 高次方程式      数学Ⅱ    
第3章 図形と方程式     数学Ⅱ
第4章 三角関数       数学Ⅱ    
第5章 指数関数と対数関数  数学Ⅱ 
第6章 微分法        数学Ⅱ
第7章 積分法        数学Ⅱ
第8章 数列         数学B
第9章 平面上のベクトル   数学B
第10章 空間のベクトル    数学B
第11章 確率分布と統計的な推測 数学B

Focus Gold 4th Edition 数学Ⅱ+B

数学Ⅲ

ページ数 本体  881ページ(756g)
     解答編 657ページ(554g)

目次
第1章 数と曲線     
第2章 複素数平面       
第3章 数列の極限    
第4章 関数の極限    
第5章 微分法
第6章 微分法の応用
第7章 積分法
第8章 積分法の応用

Focus Gold 4th Edition 数学Ⅲ

その他

 コラムが割と面白いです。
 問題解説コラムが20本近くあり、数学の発展的なお話コラムが10本、そして問題を解くための参考コラムが50本近くと、図解あり語呂合わせありとなかなか読みごたえのあるものが多数含まれていて、考え方が広がると思います。

使い方

例題・問題 数学Ⅰ+A 数学Ⅱ+B 数学Ⅲ
例題 * 51問 29問 18問
例題 ** 145問 172問 144問
例題 *** 101問 168問 125問
例題**** 25問 54問 23問
練習 322問 423問 310問
Check 143問 135問 90問
Step Up 221問 305問 250問
章末問題 46問 47問 43問
LEVELUP問題 45問 35問 33問
演習問題 51問 69問 51問
1,150問 1,437問 1,087問

 (啓林館ホームページより)

例題が *(基本),**(標準),***(応用),****(発展)の4段階のレベルに分かれていて、選んで勉強できそうです。各章の終わりにStepUp問題と章末問題があり、巻末にLevel up問題と演習問題が記載されています。

①授業対策レベル*(基本),**(標準)を繰り返し演習すれば十分すぎると思います。
②私立中堅文系レベル *(基本),**(標準)ができればかなり対応できると思います。
③センター試レベル *(基本),**(標準),***(応用) までを徹底的にやりましょう。
④難関国公立・私立文系例題を一通りこなして、StepUp問題に取り掛かかりましょう。
⑤難関国立・私立理系章末問題までを確実にこなし、Level up問題にアタックしましょう。
⑥超難関大・医学部最後の演習問題まで完璧にしましょう。まず例題とそれに付随する練習問題を3回やり抜きましょう。1日3例題ずつ進むと約1年で3回終わります。Ⅱ+BやⅢも残っているので、最初の1年でやってしまいましょう。3回目でも間違う、もしくは解法が浮かばない問題はもう1度そこだけやり直せば大丈夫でしょう。高校3年生になって、Level up問題・演習問題までたどり着けると入試準備完了ですね。

おわりに

参考書にはたくさんの種類があります。ここでみなさん一人一人にあった参考書を探してもらえたらよいと思っていますので、これ以外の参考書のレビューもぜひご覧ください。

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