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食塩水の濃度(濃さ)計算!混ぜる問題の解き方は?中学受験・SPI

そもそも食塩水の濃度(濃さ)って何?

食塩水の濃度(濃さ)と言われて、どんなことを思い出しますか?水の中にどれだけ食塩が解けているかでしょう?と思った方も多いのではないでしょうか。

別の記事でも触れましたが、食塩水の濃度は、
(食塩の量)+(水の量)=(食塩水の量)があって

(食塩の量)÷(食塩水の量)×100=食塩水の濃度(%)

です。ここをまず気を付けてくださいね。

食塩水の濃度の計算関係を図示してみた

中学受験の勉強などでよく使われる図に以下のようなものがあります。

この図の位置関係はよくできていて、円の上にある(食塩の量)を左下の(食塩水の量)で割ると(濃度)が計算できるというのです。円の横棒が分数の役割を示していると思ってもらえるとよいと思います。

逆に下の(食塩水の量)と(濃度)は横にあるので、そのまま掛け合わせると、
上の段の(食塩の量)が得られます。

同様に食塩の量と濃度の関係も考えると下のような関係式が得られます。

  • (食塩の量)÷(食塩水の量)×100=(食塩水の濃度)(%)
  • (食塩水の量)×(食塩水の濃度(%)÷100)=(食塩の量)
  • (食塩の量)÷(食塩水の濃度(%)÷100)=(食塩水の量)

では、実際の問題を見てみましょう。

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問題1
100gの水に25gの食塩を溶かすと、濃さは何%になりますか。

図で見てみましょう。

計算は 25÷125×100=20(%) です。

答えは 20%

上が食塩の量、左下が食塩水の量ですから、それぞれを書き入れて計算すると◇の値が計算できます。

もう少し問題を見てみましょう

問題2
濃度(濃さ)が15%の食塩水120gには何gの食塩が含まれていますか。

これも図で示してみましょう。

下の段に2つ書いてあって、上の段を求めるので、掛け合わせればよいことになります。
1点注意点があります。それは濃度(濃さ)は%で表されているので、100で割っておく必要があることです。

計算は 120×(15÷100)=18(g) ですね。

答えは 18(g)

もう一問見てみましょう。これで基本は完璧です。

問題3
5%の食塩水150gと10%の食塩水100gを混ぜると何%の食塩水になりますか。

やっぱり図示してみましょう。

計算の順番としては、◇と◆を求めて、その合計を250で割ると?が計算できるということですね。

◇は 150×(5÷100)=7.5(g)、◆は 100×(10÷100)=10g
したがって、 ◇+◆=17.5(g)

ということで ?=17.5÷250×100=7(%)

答えは 7(%)

このようにして、食塩水の濃度の問題は考えます。もっと応用問題もありますが、まずは基本が大事ですね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。Let’s try!

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